エコー検査ultrasonography
				エコー検査について
- 様々な病気の発見の糸口となる、内科診療には欠かせない検査です。
 - エコー検査とは、超音波検査とも言い、人間の耳には聞き取ることのできない高周波の音波により体内の様子を探る方法で、産科で胎児の検査にも用いられるほど安全な検査とされています。幅広い検査が可能であり、得られる情報が非常に多く内科の診療には欠かせない検査となります。
特に最近は検査機器の性能が向上しており、「膵がん」などの早期発見にも役立つことが報告されています。負担の少ないエコー検査を定期的に行い、検査で異常を指摘された場合に精密検査を追加するという方法もあります。市町村のがん検診や特定健診ではエコー検査は行なわれません。しかし負担も少なく有用な検査ですので、不安やちょっとした症状がございましたら一度ご相談ください。(膵がんについてもっと詳しく見る)
おなかにゼリーを塗り、超音波の探触子を当てて検査していきます。検査自体は通常10~15分程度の比較的短時間で終わり、痛みを感じることもありません。様々な病気の発見に繋がることも多いので、気になる方はぜひ検査されてみてください。 
- 次のような症状がある方は、エコー検査をおすすめしています。
 - 
						
- 胃痛、腹痛のある方
 - 検診で肝機能異常を指摘された方
 - 嘔吐の症状がある方
 - 病気の早期発見のために定期的な検査をしたい方
 - 食欲不振でお悩みの方
 - その他、医師が必要と判断した場合
 
 
検査の流れ
- 痛みもなく、食事制限以外の事前準備も必要のない検査です。
 - 検査開始時間の4時間前までにお食事を済ませていただき、検査終了までは水以外の飲食をされないようお願い致します。鎮静剤などを使用することもありませんので、お車でのご来院も可能です。
 
検査の流れ
- 
							
検査前
検査開始時間の4時間前までに食事を済ませ、検査終了まで絶食してください。
水分は適度にとってかまいませんが、水のみにしてください。
 - 
							
検査(所要時間:10分〜15分程度)
上衣は胸の辺りまで、ズボンやスカートは腰骨あたりまで下げて、仰向けの状態でお待ち頂きます。
準備ができましたら、検査部位にゼリーを塗ります。
プローブ(超音波を発する探触子)を当てながら、モニターで臓器の形態などを観察していきます。
観察しやすくするため、息を吸ったり吐いたり、体の向きの変更をお願いする場合があります。
 - 
							
検査後
観察の内容をもとに、医師から結果説明をします。
鎮静剤などは使用しないため、お車を運転してご帰宅いただいてかまいません。
 
検査費用について
| 項目 | 1割負担 | 3割負担 | 
|---|---|---|
| 腹部エコー検査 | 530円 | 1,590円 | 
| 頸動脈エコー検査 | 350円 | 1,050円 | 
※検査料金のみです。初再診料・診察料等含みません。